子育てのヒント💡

2児の母になった元・保育士が現役時代に学んだことを生かして子育てをしています。現役時代に学んだ子どもの知育などを紹介しています。たまには保育園のウラ話も…!

「ごめんなさい」が言えない理由


子ども同士でトラブルになった時や、悪いことをしたとき、「ごめんなさい」が言えないって事、ありますよね?

ついそんな場面に出くわすと「ほら!ごめんなさいは!?」と催促してしまいます💦

なかなか言えない我が子にイライラ…なんでうちの子は「ごめんなさい」が言えないんだろうか…?育て方が悪かった?甘やかしすぎた?しつけがなってないって思われるかも…

そもそも「ごめんなさい」が言えない理由はなんでしょうか?


謝れない子にはいくつか理由があります。
その理由にわけて説明していきましょう!

①「ごめんなさい」を言う意味がわからない


「ごめんなさい」と言う言葉は、悪い事をしたときに、反省した気持ちを相手に伝える為の言葉です。

しかし子どもにそれが伝わっているでしょうか?

「ごめんなさい」って言ったの!?
「ごめんなさい」って言いなさい!!

と怒られるだけでは、なんで言わないといけないのか理由がわかりません。


子どもの頭は「どうして言わないとダメなの?」という疑問でいっぱいで、なかなか言えないのです。

もしかすると心の中ではとっても反省しているのに、それを伝える「ごめんなさい」の意味を知らないなんて辛いですよね😭


②プライドが邪魔をして言えない

これは成長するにつれ出てくる感情ですよね。
「自分が悪かった」「謝らないといけない」とわかっていても、なかなか口に出して言えないのです。

この時にしつこく「ごめんなさい」を要求するとますます意地になって言えなくなってしまいます。

自分で自分が悪かったとわかっている分、どんどん追い込まれてしまいます。

③謝るのは「負け」だと思っている

「ごめんなさい」の意味を間違えて捉えてしまい、なかなか言えない原因です。

この場合「ごめんなさい」を言えないだけでなく、何かお友達とトラブルになった時に相手にしつこく謝るように迫ったり、謝らせたら「勝ち!」なんて勘違いしている場合も多く、要注意です

④そもそも自分は悪くないと思っている

1番多い理由はこれだと思います。

遊んでいて、「よし!意地悪をしてやろう!」「悪い事しよう!」なんて思って行動する子は、なかなかいないでしょう。

遊びに夢中になりすぎてて、お友達にぶつかってしまった…
当てるつもりはなかったのにオモチャが当たってしまった…

"ついうっかり"が原因なんですよね。

そんな時の子どもの気持ちはこうです

【意地悪しようと思ってやったんじゃない!偶然だったのに!ぼくは悪くない!!】

大人になると、「いやいや!悪気がなくても謝るんだよ💦」と思えますが、子どもはまだわかりません。

自分は悪くないのに、なんで責められるの…?と思ってなかなか謝れないんですね。




子どもが「ごめんなさい」と言えない理由がわかったら、少しずつ対処法も見えてきますよね!

大人が「ごめんなさい」に執着しすぎるのもよくありません。


「ごめんなさい」が言えるようになるために大人はどんなアプローチをすればいいのでしょうか?

長くなったのでそれはまた別の記事で説明します✨