すごいタイトルから始まりましたけど、どういうこと!?って思った方も多いと思います🤣
園で保護者の方からこんな相談がありました。
👨🏻「読み書きはいつ頃から教えればいいですか??」
👩🏻「同い年の子たちがどんどん文字の読み書きができるようになってて…うちの子はまだ全然できないので焦ってます💦」
以前【早期教育を無理に進めると想像力の伸びしろがなくなる😱】というお話をしましたよね!
そうです!
文字も無理に教え込んじゃダメー!🙅♀️
(子ども自身が興味を持って吸収するのはOK👌)
大人のみなさんの世界にはすでに文字は生活の一部ですよね!
目の前に文字が出てくると、無意識の内に必ず 読んでしまいます…
それが全く興味のない文章でも、「あ、○○って書いてる」と絶対 読んでしまうんです!
そう…文字を覚えてしまうと、絶対読まずにはいられない…
それがタイトルの
「文字を教えるのは呪いをかけるのと一緒」
ということなのです😨怖
特に文字を覚えたての子どもは、一生懸命読もうとしてしまいます🤫
👩🏻一生懸命読もうとしてるならいいんじゃないんですか??
子どもが夢中になって文字を読もうとしていたら
「頑張って教えたかいがあったわ✨こんなにすぐ覚えるなんて天才かも…!💕」
と思ってしまいがちですが、実は文字しか見えなくなってるだけなんです😭
文字を早く教え込まれた子がどんな様子だったかというと…👀
園でよくある、先生が絵本を読み聞かせるシーン…
絵本を見ながら
👧🏻『次はどうなるんだろう』と想像力を働かせて考えたり、
🧒🏻『絵の中に動物が隠れてる!』と絵の中をじっくり見る観察力がついたり
👦🏻『絵本の色合いが綺麗だな』と感性を刺激したり
👧🏻『この絵本は【お友達と仲良くしよう】って伝えたいんだな』と本質を捉えたり、
絵本を通して物語を楽しんだり、考えたりすることが目的ですよね☝️
しかし文字を教えられた子どもの頭の中は…
👦🏻「…む」「か」「し」「む」「か…し」「お、じ」「い」「さ…ん」「と…」
と読むことに必死で物語も絵も頭に入ってないんです😭
なので読み聞かせをしている先生が読み間違えたり、時間の都合で短縮したら、
「先生!そこ違うよ!!」
「ここ読んでないよ!飛ばしてるよ!」
と、指摘していました😅
保育士としては、物語や絵を楽しんで欲しいんだけどなぁ…と常々感じてました💦
また自分で絵本を見る時も、字を読むことに必死…
「どんなお話だった??」と聞くと
👧🏻「えっとね〜動物さんたちがケンカしちゃって、でも仲直りしてみんなでご飯を食べてた!うさぎとネコとクマがいて〜木の実とか〜りんごとか食べてたよ〜!!」
と、 絵から物語を読み取り、 ペラペラと教えてくれる子どもに対して、字を読んでた子どもは
👦🏻「『うさぎ』って書いてた!」
「『もりのなか』も読めた!」
という感じで、絵本の内容はほとんど読み取れず…😧
文字を教え込んじゃうと、想像力が育たない理由がわかりましたか?☝️
文字は 子どもが興味を持って から✨
興味がなければ小学校に入学してから☝️
国語の授業は「ひらがな」から学習します!
それからでも遅くはありません🌸
焦らずゆっくり見守っていきましょう🥰